PUPS-仔犬の社会化促進プロジェクト委員会

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アニマルドクターメッセージ

寒い冬がやってきます

寒い冬を健康に乗り切るためにはどのような点に注意したらよいでしょうか?

水分

犬の体の約60%は水分で構成されています。冬は夏場と比べてあまり水を飲まなくなります。特に屋内で飼育されている犬で暖房が効いている場合は要注意です。犬はハアハアと息をして体温調節しますが、この際に水分をかなり消費しますので、新鮮な水をいつでも飲めるように用意してあげてください。

環境

特に外で飼われている場合は犬舎の保温に気を配る必要があります。寒さに強いとはいえ、冷たい風が直接犬の体にあたるのは体調をくずすもとになります。屋外飼育の場合は飼主様が直接犬舎の壁に手をふれてみて、寝床に風がふきこまないか調べてあげてください。そしてすきまや穴から風がはいってくる場合は補修をしてあげてください。屋内犬の場合でも、暖房がついているときと、夜間や飼主様ご不在の際に暖房が消えている場合では寒暖の差が激しくなり、体に負担がかかります。温度変化ができるだけ少なくなるように床ヒーターや毛布などで工夫してあげてください。

食餌

気温の高い時期に比べて食欲が増しますが、これは必要なエネルギーが増えるからです。おおまかに考えて夏季よりも1〜2割程度多くエネルギーが必要となります。バランスの良い食餌を夏季の1〜2割増しで与えていただくとよいでしょう。

運動

寒くても運動は必要です。ついつい飼主様がおっくうになってしまうこともあるかと思いますが、排便や排尿を屋外でしている犬にとっては特に規則的な散歩は健康維持の為には大切なこととなります。その際には屋内と屋外の温度差が大きいので、太陽の出ているあたたかい時間帯に散歩や運動をさせてあげる、また老犬であればコートを着せてあげるなどの配慮が必要でしょう。仔犬の場合は無理に外へ連れ出さずに、家のなかで遊ばせるだけで充分です。

手入れ

空気が乾燥しますので、被毛が静電気をおこし痛み易くなります。加湿器などで調整したり、暖房していても時々新鮮な空気と入れ替えてあげることが必要です。
犬は雪遊びが好きな子が多いですが、遊んだあとは濡れた被毛をきちんと乾かしてあげてください。シャンプーを頻繁にできなくてもできるだけ毎日ブラッシングをして、汚れや毛玉を取り除いてあげましょう。皮膚の血行もよくなり毛ツヤがよくなります。

以上がおおまかなポイントですが、寒さに強いワンちゃんといっても、体調をくずし易い時期であります。日頃のケアで健康チェックをしてあげてください。