PUPS-仔犬の社会化促進プロジェクト委員会

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アニマルドクターメッセージ

よく毛が抜けることについて

だいぶ涼しくなり秋になりました。
この時期、お家のワンちゃんやネコちゃんは特に毛が抜けるようになり掃除が大変ではないでしょうか?
今回は毛がよく抜けることについてのお話です。

毛がよく抜けることには以下のことが関連してきます。

  1. 種類
  2. 季節
  3. ストレス
  4. 栄養状態
  5. 病的なもの

1) 種類

ダブルコートといって表面の毛以外にもう一層下に被毛をもっているような種類の場合はよく毛が抜けます。シングルコートといって表面にしか被毛をもたない種類でも割と抜けやすいタイプもいます。

2) 季節

温度の変化のある今の時期、つまり秋や春には毛の生え変わりのためによく抜けます。ただし今は室内で温度の変化があまりない環境で飼育されているので生え変わりの時期は一定ではなかったりもします。

3) ストレス

緊張するなどある程度のストレスがかかるとパラパラと毛がぬけます。動物病院などで診察台にのった動物のよく毛が抜けるのはこのためです。
また、過度のストレスがかかると大量に毛がぬけることもあります。

4) 栄養状態

栄養状態の悪い痩せた動物はよく毛がぬけますし、一見普通に見えても皮膚や被毛に必要な必須脂肪酸やビタミン類が足りない場合もよく毛が抜けます。

5) 病的なもの

皮膚病などではもちろん毛はよく抜けますが、全身的な脱毛はホルモン異常などの内分泌疾患などが関与していることもあります。

対処法

● ブラッシング

抜けそうな毛、抜けて他の毛にからんでいる毛を除去する目的で行います。
確実に抜け毛はへりますが、毛量が多い動物や、大型犬であればなかなか大変です。

● 被毛の栄養補給

被毛の栄養状態を高めるためにアミノ酸、必須脂肪酸、ビタミン、ミネラルが多く含まれたフードに変更してみたり、そういったものを含むサプリメントを与えてみるのも効果があると思われます。

● トリミング

ブラッシングも方法が間違っていてうまく被毛が除去できていない場合もありますので、トリミングに出してプロにやってもらうのもいいかもしれません。
またバリカンなどで皮膚が見えるほど短くすると次に生えてくる毛の質が変わり、抜けにくくなることもあります。

ストレスの解消や病気の治療

なにかしらのストレスにより毛が抜けている場合はそのストレスを解消をすることや病気の場合はそれに対する治療が必要となります。
この場合は動物病院にご相談ください。

このように対処すれば毛の抜けることの改善がみられますので、毛が抜けすぎて困るという方は一度試してください。

余談ですが、我が家の猫もダブルコートで年中ものすごく毛の抜ける猫でした。
この夏に暑そうなこともあって1ミリバリカンで全身刈ってしまいました。刈った直後はスフィンクスという無毛の猫のようでしたが、徐々に伸びてきて3ヶ月ほどで元通りの長さになり、毛質もみごとに改善されほとんど抜けなくなりました。